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広域行政とは?

  あなたは、市町村がどんな仕事をしているか知っていますか?

  小学校や中学校を建て、児童や生徒を教育することや、消防・救急の仕事、ごみの収集・処理、水道・下水道、身近な道路や河川の管理、保育所、老人ホーム、公民館、体育館、病院やバス事業などの仕事もあります。他にもたくさんあります。

 自分たちの身近にみられる行政サービスのうち、非常に多くのものが市町村によって総合的に行われているといっても良いでしょう。

 市町村はそれぞれ単独で、行政サービスの提供をすることが原則でありますが、複数の市町村が共同して仕事をした方が合理的で能率的な場合があります。たとえば、各々の市町村でごみ処理をする場合、市町村ごとにごみ処理施設を建設すると、多くの経費(税金)がかかります。このような場合は、いくつかの市町村が集まり共同で1つのごみ処理施設を建設した方が経費が少なくてすみます。

 合理的な仕事(事務)をするためには、考えが一致した市町村が手を組んで、1つの仕事だけ(この場合はごみ処理に限る。)をする組合を作って運営をした方が効率的になります。

 このように、ある一部の仕事を共同で行うことを目的として作られた組合を「一部事務組合」といいます。

 各々の消防組合、ごみ処理組合、老人ホーム組合、病院組合などを集めて一つの組合として複数の仕事をした方がもっと効率的になります。このような組合を「複合一部事務組合」といいます。また、広域的な行政サービスということで、「広域行政」とも言われています。